Trough
Gardening
トラフガーデニングなどとカタカナにするとなんだかへんだ.日本語はないのか.コンテナガーデニングと何が違うのだ? ぅぅむ.確かにこれもひとつのコンテナーであることには違わない.
だいたい trough を辞書でひくと"かいばおけ" などと出てきたりするし、"今日はトラフを作りに行く" などと言ったら、義父が "何処の豚小屋へ行くんだ? " と聞き返す.
もともとは家畜用の桶や樋のことだ.いつのまにかそれがプランターとして使われるようになった.とくに山野草やハーブ、多肉など.
楽しいのは、そのトラフを自分で作れることだ.すぐにひとつふたつでは物足りなくなってくる.大きさも、はじめは小さなものから、しだいに本格的なストーン・シンクのような深いものなどへ..どんどんエスカレートしていく.(友人の写真.... 参照されたし(笑))
トラフ・ガーデニング
必要なもの: 以下はアメリカ中西部スタイルです.わたしのところはライムストーンが多い土地で畑には漬物石のようなフィールドストーンがごろごろしています.火山の石や角張った石、黒っぽい石などは高価で調達が難しいため(山はまったくありません)、身近な材料で簡単にやっています. 各地により調達できる素材は違うと思うので、適宜アレンジされたし.
- ハイパートゥーファ・トラフ(トロフ)
Hypertufa trough (作り方の頁)
- 使い古した木綿のシーツ
- 網戸などのスクリーン(または鉢底用の網)
- 石、流木など
- 砂利・トラフの底面とトップドレス用、pea gravel or limestone
- 用土・やや荒めの砂 8: コンポスト5: ライムストーンまたは小さな砂利 1: クレイ(Turface)1: の割合
- 用土は適当.砂とライムストーン半々というトラフもありますが、特に問題はなく順調に生育しています.ソイル・ミックスは各自の好みや植物の性質によるところがあるので、これはあくまで参考ということで... Turface というのは赤土(クレイ) で、こちらでは野球のフィールドなどに使われているものです.園芸用のクレイ(焼き赤玉の小粒という感じ)は割高なので、Turface を利用しています.もっともサウスカロライナ などでは周りが全部クレイソイルでしたが..... あとターキー・グリッツという七面鳥の餌に混ぜる小石を混ぜることもあります.これはふだん、タネまきのとき表面にかけるのに使っているものです.古くから行われている方法です.
植え込みの手順:
- スクリーンを切って排水穴をふさぐ
- 砂利を5-7cm ぐらい敷く
- シーツを切ったものを砂利のうえに載せる(これは意外に重要)
- 用土をいれる
- トラフの大きさにより石などを利用し景観を考えても...
- プランツを植える
- 砂利またはライムストーンをマルチ用に2-3 cm 乗せる
- 排水をシャープにすることは大事なことです.トップのマルチもやや厚いかなというぐらい砂利を敷いても大丈夫.冬の耐寒性より、夏の高温多湿のほうがダメージが大きく、マルチで根を保護することは必須です..(マルチにもいろいろあり、友人は広大なミント畑があり焼き畑でカリカリクログロになったミントをマルチに使っている.)
オダマキ、ダイアンサス、カンパニュラ、シレネなどを植え込んだトラフ
photo/2000年5月
|